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時折、「才気のかたまり」に出会う

発達しすぎた直感は、時に数百の資料や幾千の論理を遥かに凌駕する

 

そして徒歩とワープ程の差をつけて答えにたどり着くのだ

 

そして呆然とする努力家を尻目に

 

天才はあっけらかんと言う

 

「なんとなくこっちが"面白そうだ"と思ったから」と

「なんてお育ちの良い……」

飯田橋の駅を降りて、暫く歩いていると

 

私立のきれいな制服を着た児童の集団とすれ違う

 

今日は、身なりの良い母娘の会話を耳にした

 

 

「お母さん、あの人松葉杖だね」

 

「そうね」

 

「松葉杖って、なんで松葉杖って名前なの?」

 

「お母さんも分からない。家に帰ったら一緒に松の葉っぱを見て、考えてみましょう」

 

 

聞こえた会話はそれだけだったが、あまりの育ちのよさに戦慄した

 

 

 

締めの一言:「これからの時代は教養のあるものが成功するのだあ!」と声高に叫ぶことの

 

なんと教養の無い振る舞いなことか