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詩 らしきもの

七五調夢幻行之参

アメコミ由来 その画風 揚げ玉多め 麺硬め 自分の為の ファッションさ じろじろ見たら 金取るよ 時計見ながら 急ぐ道 今日に限って 工事中 メール1つで 済む話 ややこしくした 怠け癖 雨の予報が 無かった日にも 急に振りだす スコールと 段差均した 舗装道…

七五調夢幻行之弐

担々麺の マーブル模様 猪苗代湖の 底で寝て 老衰だって 偉業だし 冷凍庫内 作業中 隠しきれない 傷痕は 抑圧もせず 見せびらかさず かわいさこそが かっこいい お巡りさんは 職務を果たし 人の心の 荒みを目にし 激落ちくんの 成せる技 豆苗炒め 匠の腕で …

七五調夢幻行

えびの天ぷら 闇の中 生まれる前から やり直し 出来やしないし そんなこと たった1歩を 踏み留まって がなり続ける 換気扇 笑い続ける 冷蔵庫 勝浦沖で 待ち合わせ 三鷹駅前 決闘中 線路の枕木 引っこ抜き 人工餌を 貪って 殻を臼歯で すり潰し カニ味噌だけ…

よいやさのよいやさ

「自称弱者(自傷弱者)」が怖くって、さ 視野が狭まり視界が霞み、咄嗟の判断力が低下しているお年寄りが、自転車を制御できずに追突していた 若い子が荷物を拾ってあげている横で、ぶつぶつと説教を垂れている 「消費者代表」面をした中年の怒号が、決定権を…

あ、そおれ

「可哀想な人」だから? ある母親が学校で言った 「こら!勇くん、あの子は「可哀想な子」なんだから優しくしてあげなさい」 理由は確か、親の貧富か職業か党派か宗教 もしくは知能か発達のどれか ある母親が駅で言った 「こら、優くん!あの人は「危ない人…

はあ、どっこい

温かくも冷たくもなくてどこまでも平らで等しい 絶望しきったペシミストでも 生を謳歌する楽天家でも いつか必ず皆死ぬ 誰もが惜しむ聖人君子も 歴史に残る大悪党も 独り残らず皆死ぬ 子を束縛する親だって 親を見捨てた子にしても 例外なしで全て死ぬ 誰も…

あ、よいしょ

生きてみる 取り敢えず今日も生きてみる そして明日も生きてみる 72時間経ったなら 日曜休日やってくる 取り敢えず今日も生きてみる そして明日も生きてみる 1週間が過ぎたなら 注文していた品が来る 取り敢えず今日も生きてみる そして明日も生きてみる お…

「低気圧による離岸流が発生している」で半分「お盆に海に入ると"向こう側"に連れていかれるよ」でもう半分

街場でオルテガ兄さんを感じ 半径3メートル以内の5人と意見が一致したからといって 自らの意見を「多数派」と過信し 他を一蹴し聞く耳を持たない人の 視野の狭さと 足元の脆さと 【環境短歌】 割り箸と ビニール袋を 排除して 熱狂しては すぐに忘れて 趣味…

もこもこ自由律俳句

チェーン系の飲食店で 自分の祖父母ほどのスタッフの方に 慇懃に接客されると恐縮してしまう 自身の感覚を失いたくはない

ふと思う

声を荒げて接客をしている人を見ると 「それ以前に工夫すべき所はいくらでもあるんじゃないだろうか」と

なんと浅ましきかな

いかにも醜きもの 己の状況を恨みながら 他人を道連れにしようと目論む輩たち 周りを堕落させることのみにて 自らの優越感を満たそうと考える者たちよ 餓鬼のような中年どもよ 自分の心根の中にも、他人を引きずり落として利益を得ようとする 幼く醜い鬼が居…

かたくなに信じる人

熱狂的な人がいる 信じ続ける人がいる 周りに広める人がいる 少し話せばすぐ分かる 「〇〇さんは素晴らしい!」 「〇〇君は私のことなんでも理解してくれる!」 「これからの人生〇〇の為に費やす!」 私はそれを聞きながら 「そう。よかったね」と口では言…

すこし距離をとってみる

すこし距離をとってみる そうして時間を置いてみる すると色々見えてくる 「カリスマ」だと思っていた相手が ただの傲慢ちきであることに 「自分の未熟さ」で終わらないと思っていた仕事が 無茶な納期であることに 「耐えなければならない」と思っていたしご…

やめた方がいいこと

嫌いな人の前でニコニコするのはやめなさい とってもからだに悪いから きらいでは無い人の陰口の場に居るのもやめなさい とってもからだに悪いから 同僚が定時退社をする脇で 徹夜をするのもやめなさい とってもからだに悪いから とにもかくにも からだにい…

静かな街なみ

昼時の 静謐な街を歩く この家はお菓子を焼いている この家はお味噌汁を煮ている 鼻が教えてくれる 車の中で スーツ姿の営業マンが寝ています 小さな工場からは トンテンカンテン音がします ああ 静けさの中に溢れる景色たち!! 私はうっとりと身を沈める

手のぬくもり

手を繋ぐ 相手の体温が伝わってくる 温もりを感じる ただ それだけのことで とても 救われるときがある 株をやっている著名人は 1秒で数百万を稼ぐらしい 世界中に人脈を持っているあの人は 世界的な人間とのツーショット写真を何枚も持っている 私にはそん…

孤独についての一遍

人の多い喧騒から離れて 騒音溢れる街中を抜けて 走って 走って 駆け抜けて 閑静な場所に辿り着く 耳を澄ませて 目を凝らすと ”孤独”の姿が微かに見えて 声がうっすら聞こえてくる 私は”孤独”がどこかへ飛んでいってしまわないよう そうっと 両腕で抱きしめ…

そうか もうそんな時期か

桜の花が散り 夏の香りがアスファルトや土から漂いだしている ふと見渡すとスーツを着た青年の集団 文字通り「黒山の人だかり」 そうか、今日は入学式か 目に留まる一組の母子 体より一回り大きなそのジャケットは 一緒に選んだものなのだろう 言葉をかける…

なんと○○な事だろう

「世の中がもっとマイノリティに優しい世界になるように」ことばを投げ掛ける人が居る そのことばのなんと攻撃的なことだろうか 「あなたにも幸せを分けてあげたいから」ことばを投げ掛ける人が居る そのことばのなんと独善的なことだろうか 「まだ世の中の…